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核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話
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振り返りレポート(札幌)
平成28年10月22日(土)、TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前で開催された「フォーラムin札幌 日本のエネルギー考える ~核燃料サイクル施設の立地地域と電力の消費地域の対話~」では、札幌と函館の大学生5人が青森県六ヶ所村とむつ市にある核燃料サイクル施設の視察や、核燃料サイクル施設立地地域の住民の方々との意見交換会を経て、それぞれが感じたことをプレゼンテーションしました。フォーラムを終えた大学生5人に、今回の事業に参加した感想を聞きました。
■「関心を持つこと」の重要性、小さな積み重ねが大事
 今回、視察会から今日のフォーラムまで参加させていただいて、核燃料サイクルやエネルギー問題全体への関心、理解は以前よりも深くなりました。まだまだ理解しなければいけないことはたくさんありますが、そう感じました。
 テレビや新聞などで以前は気にもとめていなかった再処理のことなどがニュースで流れていたら必ず見るようになるなど、そんな小さなことの一つ一つが大事なのかなと思いました。
 また、伝えたいことを相手にきちんと伝えるということの難しさというのも感じました。それも含めて貴重な体験をさせていただきました。
■相手に伝えることの難しさ、次世代の教育
 プレゼンテーションがあるので、ちゃんと勉強しなくてはいけないと思いました。以前にも視察などをさせていただいていましたので、核燃料サイクル等について勉強しているつもりでしたが、相手に伝えるということになると、自分がきちんと理解していないと相手には上手く伝えられないので、今回は貴重な機会となりました。
 社会人になったら、できるだけ難しい言葉を使わずに相手にしっかり伝えるなど、今回の経験を生かしていきたいと思います。
■疑う心、探求心を持って自ら勉強する
 今回はありがとうございました。何でもそうですが、何かに参加するときに1回目というのはすごく腰が重いものだと思います。正直大変だなと思ったこともありましたが、実際に3カ月間やってみて、いろいろと自分で考えたり、疑問も生まれてきたので、疑問が生まれればそれを解消するために次も参加しなければとならなくなります。2回目以降は1回目よりも腰が軽くなるのかなと感じました。
 貴重な話をたくさんお聞きできて良かったのですが、今回、全員が最終的には賛成の立場に立った方ばかりでしたので、プラスして反対の立場の方も一緒に見学に行けば、賛成派に近づくのかもしれないし、私たちも公平に反対の立場の方の意見も聞けて良かったのではないかと思います。
■「知ろう」という姿勢が大切
 核燃料サイクルについては最初、全く聞いたことがなく、授業で調べて、初めてそういうものがあるんだと知りました。今回、このフォーラムに参加して、授業で調べて疑問に思った点が解消されましたが、また意見交換会や施設見学で疑問に思ったこともあり、次から次に疑問が出てくるので、今後も少しずつ勉強していきたいと思います。
■普段の会話から原子力や核燃料サイクルを話題に上げたい
 今回参加させていただいて、核燃料サイクルについて知ることができて学力的にも成長できました。また私は人前でプレゼンすることが苦手で、そういう面も含めて成長できればいいと思い参加させていただき、精神的にも成長できたかなと思います。
 なかなか難しいことだと思いますが、まずは友達との普段の会話から原子力や核燃料サイクルなどを話題に上げたいと思いますし、このような機会があれば誘って一緒に参加したいと思います。
主催:経済産業省 資源エネルギー庁
後援:一般社団法人日本経済団体連合会/日本商工会議所/公益社団法人経済同友会/全国商工会連合会
後援(札幌):北海道経済連合会/一般社団法人北海道商工会議所連合会/北海道経済同友会/北海道商工会連合会
後援(岡山):中国経済連合会/岡山県商工会議所連合会/一般社団法人岡山経済同友会/岡山県商工会連合会

日本のエネルギーを考える フォーラム 事務局
一般財団法人日本立地センター エネルギー室
TEL:0120-689-558(平日午前9:30~17:30)FAX:03-3518-8970
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